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ユニー・ファミマHD/3~11月、ユニーが大幅改善で当期利益484億円

2018年01月11日 16:30 / 決算

ユニー・ファミリーマートホールディングスが1月11日に発表した2018年2月期第3四半期決算は、売上高9508億4800万円(前年同期比80.7%増)、事業利益575億7200万円(25.9%増)、営業利益468億100万円(39.3%増)、当期利益484億7000万円(134.5%増)となった。

<ユニー・ファミリーマートホールディングス>
ユニー・ファミリーマートホールディングス

コンビニエンスストア事業の売上高は4299億8800万円(23.4%増)、当期利益は121億5100万円(22.4%減)となった。

ファミリーマートにおいては、より競争力のある強いチェーンとなるために、「全社一丸」となって、サークルK・サンクスブランドのファミリーマートブランドへの転換を進めるとともに、「中食構造改革」・「マーケティング改革」・「オペレーション改革」の3大改革を推進した。

海外事業では、現地に最適化したビジネスモデルを、現地パートナー企業との協業により構築した。ホスピタリティ溢れる接客や、中食をはじめとした商品開発に加え、蓄積してきた海外における運営ノウハウを融合させることで、より愛されるファミリーマートを目指した。

台湾では、引き続き中食の刷新などを行ったことで日商が好調に推移した。

期末の国内店舗数は1万7656店(国内エリアフランチャイザー3社計915店を含む)となった。

海外事業では、台湾、タイ、中国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシアにおいて6791店となり、国内外合わせた全店舗数は2万4447店となった。

総合小売事業の売上高は5237億2100万円(193.7%増)、当期利益は191億5000万円(295.9%増)となった。

ユニーでは「原点回帰」をスローガンとし、「個店経営」「店舗の魅力」を経営方針に掲げた。

小売業の「原点」とは、「商品」「52週マーチャンダイジング」「品そろえ」「売場環境」、「従業員のおもてなし」であり、今後もこの5つを一体として今一度磨き上げ、お客に提供する。

開発面では、2017年9月名古屋市中区の複合施設「テラッセ納屋橋」に、「都心で暮らす便利さ、楽しさ、豊かさを一緒に感じるパートナーでありたい」をコンセプトとした新型食品スーパー「ラ フーズコア納屋橋店」と21の専門店がそれぞれオープンした。期末店舗数は198店となった。

通期は売上高1兆2420億円(47.2%増)、事業利益665億円(19.5%増)、営業利益334億円(1.3%増)、当期利益330億円(52.9%増)の見通し。

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