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H2O/2019年3月期、阪神梅田本店の建て替え影響で減益見込む

エイチ・ツー・オー リテイリングが5月15日発表した2018年3月期通期の連結決算は、売上高9218億7100万円(前期比2.3%増)、営業利益227億6500万円(1.0%増)、経常利益242億7200万円(11.7%増)、純利益146億3600万円(2.4%増)となった。

緩やかな景気の拡大基調に加えて、円安株高が進み、堅調な国内消費が続くとともに、インバウンド消費がさらに活発化した影響もあり、百貨店事業が好調に推移した。

また、下半期から事業を承継した神戸・高槻事業の堅調な業績も寄与した結果、売上高、営業利益、経常利益はいずれも前期実績を上回り、純利益は4期連続で過去最高となった。

百貨店事業は、阪急うめだ本店及び博多阪急の大規模改装による「新しい価値提供」が集客力の向上につながり、国内、インバウンド需要ともに好調に推移した結果、阪急阪神百貨店の売上高、営業利益、経常利益はいずれも過去最高だった。

一方、食品事業では、イズミヤにおいて、当初の計画を前倒しして取り組んでいる建て替え工事を終えた店舗のオープンや、食に特化した改装を行った店舗の効果が徐々に出始めるとともに、阪急オアシスにおいても、新店オープンや既存店の改装などプラスの効果が出てはいるものの、両スーパーの不採算店舗の閉鎖や店舗再編に伴う建て替え工事による店舗閉鎖の影響が大きく、売上高、営業利益ともに前期を下回った。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高9455億円(2.6%増)、営業利益184億円(19.2%減)、経常利益192億円(20.9%減)、純利益104億円(28.9%減)を見込んでいる。

グループの旗艦店の一つである阪神梅田本店は、現在、2021年の完成を目指して建て替え工事を行っている。

2018年6月に完成する建て替え第1期棟での営業が開始されるが、現在に比べて売場面積が減少することや、第1期棟開業に伴う費用の発生などにより、一時的な業績の落ち込みを予想している。

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