関西スーパー/4~6月、時短・即食・簡便強化で増収増益
2018年08月03日 11:00 / 決算
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関西スーパーマーケットが発表した2019年3月期第1四半期決算は、売上高304億6300万円(前年同期比0.5%増)、営業利益2億8800万円(0.9%増)、経常利益3億9000万円(2.4%増)、当期利益2億3100万円(35.0%増)となった。
時短・即食・簡便の一助となる商品や、普段の食生活を通じた未病予防を目的に「減塩」「野菜摂取」など健康に配慮した商品を強化した。
店舗で販売している生鮮素材を店内調理した「生鮮デリカ」商品、電子レンジで簡単に調理ができ、さらに1食に必要な量の野菜が摂取できる「生鮮レンジデリ」商品などお客の求めるシーンに応じた商品の品ぞろえを拡大した。
既存店舗では、6月に鳴尾店(兵庫県西宮市)をリニューアルオープンするとともに、買物がしやすい環境整備のための売場レイアウト変更を中心とした小改装を2店で実施した。
利便性向上とポイントへのニーズの高まりに対応するため、前期から環境整備に取り組んできた阪急阪神グループのSポイントカードは、一部店舗でテスト運用を実施した上で年内の取り扱い開始を予定している。
神戸市北区で建設中のセントラルキッチン(炊飯工場)と青果プロセスセンターは9月に稼働する予定だ。
通期は売上高1236億円(0.7%増)、営業利益19億5000万円(5.0%減)、経常利益22億3000万円(6.1%減)、当期利益12億8000万円(3.0%増)の見通し。
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