イオンモール/3~11月、改装・ブラックフライデー効果で売上9%増
2019年01月08日 16:30 / 決算
イオンモールが1月8日発表した2019年2月期第3四半期の連結決算は、売上高2311億2600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益354億8800万円(6.7%増)、経常利益346億9000万円(5.2%増)、純利益226億400万円(14.9%増)となった。
同社は、2018年2月期(2017年度)を初年度とする中期経営計画(2017~2019年度)を策定し、既存のビジネスモデルの革新を図るとともに、新たな成長モデルの確立に取り組んでいる。
具体的には、アジアにおける成長機会の獲得、新たな国内需要の発掘などを進めている。
営業原価が事業規模拡大により1753億7200万円(11.0%増)となったものの、営業総利益は557億5400万円(3.7%増)となった。販売費及び一般管理費が202億6500万円(1.1%減)となり、営業利益は増益となった。
日本のモール事業は、既存モールにおいて2モールの増床、6モールのリニューアルを実施。
2018年2月期、2018年3~11月において増床、リニューアルを実施した既存22モールの専門店売上は、前期比8.6%増と堅調に推移している。
また、新規事業拠点として、新フォーマットの「THE OUTLETS HIROSHIMA(ジ アウトレット ヒロシマ)」(広島県)を含む4モールをオープンした。
さらに、国内における消費需要の喚起を目的として、11月23日から25日の3日間に「イオンモール ブラックフライデー」を全国のイオンモールで実施した。
堂企画は今回で3年目を迎えたことで、お客の認知度が高まっているとともに、参画専門店数も増加している。
高額ブランド品やファッションアイテムの目玉商品を期間限定価格で取り揃え、オリジナルノベルティ企画やカード決済時のポイント5倍キャンペーンを行った。
さまざまな企画実施により集客拡大を図り、期間中の来店客数は対前年同期比2.7%増、売上は6.6%増と好調に推移した。
OPAでは、2018年10月に那覇オーパ(沖縄県)、11月に八王子オーパ(東京都)を新規オープン。
既存店では、アパレル中心の売場構成からの脱却を見据えたリニューアルを推し進めている。
2019年2月期通期の連結決算は売上高3200億円(前期比11.1%増)、営業利益535億円(8.7%増)、経常利益510億円(4.0%増)、純利益320億円(4.8%増)を予想している。
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