流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





マックスバリュ西日本/3~11月、販管費増などで営業利益60.6%減

2019年01月09日 11:40 / 決算

マックスバリュ西日本が1月9日発表した2019年2月期第3四半期の連結決算は、売上高2065億6600万円(前年同期比0.2%増)、営業利益9億2800万円(60.6%減)、経常利益11億1700万円(55.7%減)、純利益6億7500万円(46.4%減)となった。

売上面は、有機野菜コーナーの拡大、「お魚屋さんのお寿司」「お魚屋さんの焼き魚・煮魚」の導入店舗の拡大、即食商品の拡充に取り組み、商品を強化。

利益面では、9月度以降の荒利率は徐々に回復基調にあるが、第2四半期連結累計期間の低下を補うことはできず、第3四半期連結累計期間で前年よりマイナス0.4%下回る結果となった。

また、販管費及び一般管理費は、フレックス社員(パートタイマー)・アルバイトの採用強化による人材派遣費用の削減、冷蔵・冷凍ケースのハニカム清掃・室外機フィン清掃による電気使用量の抑制、販促媒体の見直しによる販促費の効率化に取り組んだが、増加した。

店舗面では、新規出店として、2018年9月26日マックスバリュ城北店(兵庫県姫路市)とマックスバリュ三輪店(兵庫県三田市)、10月13日にザ・ビッグ津山平福店(岡山県津山市)、11月30日にマックスバリュシーモール店(山口県下関市)を開店した。

また、9月25日に広電ストア、広島電鉄、同社の3社間で締結した事業譲渡契約書に基づき、10月16日にマックスバリュ楽々園店(広島県広島市)、マックスバリュ千田店(同)、10月23日にマックスバリュ江波店(同)、マックスバリュ矢野店(同)、マックスバリュ牛田店(同)をオープンした。

また、既存店舗のリニューアルとしては、9月14日にマックスバリュ養父店(兵庫県養父市)、マックスバリュ室積店(山口県光市)、11月13日にマックスバリュ恵比須店(兵庫県三木市)の活性化を実施した。なお、これにより第3四半期連結累計期間で21店舗のリニューアルを行った。

2019年2月期通期の連結決算は売上高2830億円(前期比2.4%増)、営業利益55億円(17.0%増)、経常利益57億円(14.5%増)、純利益26億円(5.4%増)を予想している。

関連記事

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧