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サミット/2015年から3年で、客数8%増、既存店売上9.4%増

2019年05月08日 15:10 / 決算

サミットは5月8日に発表した2019年3月期単体決算によると、既存店の前年同期比で、客数1.9%増、総買上点数3.1%増、客単価0.5%増となった。

既存店売上高は2697億円(2.4%増)となり、2016年3月期以来、客数、売上高ともに4機連続で増加した。

<竹野社長>
竹野社長

竹野浩樹社長は、「サミットは客数と総買上点数の数字を重視してきた。お客様の数を増やすこと、来店頻度を上げること。客単価ではなくて、総買上点数が企業の力を示すと考えている」と述べた。

2015年度を100とした場合の既存店客数は8.0%増、既存店売上高は9.4%増となり、同業他社を上回る実績を残した。

2017年度~2019年度までの中期経営計画「創革2019」では、創造力のある革新的なスーパーマーケットを目指し、さまざまな施策を実施した。

各年度にテーマを設定、2017年度は「Challenge to Change(変わる)~まず自分が変わる、社風も変える~」、2018年度は「Challenge to Create(オリジナリティの発揮)~商品・売場・サービスも変える~」を掲げた。

2019年は「Challenge to Be the One(オンリーワン)~ハイタッチな店への挑戦~」を掲げる。

サミットでは、ハイタッチな接客をテーマに、接客係を配置するなどの取り組みを行ってきたが、この取り組みを拡大する。

「全てをハイタッチ」=「心と心が通うもの」にして、オリジナリティの発揮を目指す。

味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚の五感に訴える、ハイタッチな商品、ハイタッチな売場、ハイタッチな情報発信、ハイタッチな接客・サービスの提供を行う。

2019年度は、大惣菜プロジェクトをさらに強化する。大惣菜プロジェクトでは、単においしい商品を陳列するだけでなく、お客が商品を食べるシーンを想像して、どうやったらお客が共感を持って商品を買ってもらえるのか、一気通貫で考えるという。

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