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わらべや日洋/3~11月、商品規格見直しで営業利益78.3%増

2020年01月17日 10:25 / 決算

わらべや日用ホールディングスが1月9日に発表した2020年2月期第3四半期決算は、売上高1619億1400万円(前年同期比1.7%減)、営業利益29億6200万円(78.3%増)、経常利益30億8100万円(56.9%増)、当期利益12億5400万円(53.6%増)となった。

主力事業である食品関連事業において、おにぎり100円セールの実施回数が減少したことや、食材関連事業において、水産加工品の取扱高が減少したことなどにより、売上高は減収となった。利益面では、人件費の上昇影響などがあるものの、食品関連事業における商品規格の見直しなどが寄与し、大幅な増益となった。

食品関連事業は、米国子会社の売上は伸長したものの、国内事業において、おにぎり100円セールの実施回数が減少したこともあり、売上高は1333億7100万円(0.6%減)となった。一方、利益面では、商品規格の見直しや生産性の向上などが寄与し、営業利益は32億9100万円(124.0%増)となった。

食材関連事業は、水産加工品や鶏加工品の取扱高が減少したことなどにより、売上高は121億5100万円(10.5%減)となった。利益面では、減収影響に加え、棚卸資産評価損を計上したことにより、7300万円の営業損失(前期は1億1200万円の営業利益)となった。

物流関連事業は、売上高は104億8600万円(4.6%減)となりました。一方、利益面では、人件費の上昇などはあったものの、取引価格の見直しにより、営業利益は8900万円(264.0%増)となった。

食品製造設備関連事業は、売上高は13億6000万円(24.2%減)となった。利益面では、一部債権に対する貸倒引当金計上と前期のグループ向け大型案件の反動減により2億1400万円の営業損失(3億8400万円の営業利益)となった。

人材派遣関連事業は、売上高は45億4400万円(8.6%増)となった。一方、利益面では、グループ向け人材派遣の減少などにより営業利益は1億2700万円(48.1%減)となった。

通期は売上高2140億円(0.8%減)、営業利益25億円(63.8%増)、経常利益27億円(52.8%増)、当期利益7億円(14.7%増)の見通し。

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