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わらべや日洋/2月期、食品関連事業が回復し増収増益

2023年04月12日 10:00 / 決算

わらべや日洋ホールディングスが4月11日に発表した2023年度2月期決算は、売上高1944億1600万円(前年同期比1.1%増)、営業利益49億8500万円(12.3%増)、経常利益46億2800万円(8.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益28億1000万円(13.9%減)となった。

<わらべや日洋>
わらべや日洋

売上高は、主力事業である食品関連事業で回復が進み増収だった。利益面では、各セグメントで原材料価格やエネルギー価格の上昇影響を受けたものの、食品関連事業における売上回復効果や商品規格の見直しなどにより増益を確保した。一方で、経常利益は、新型コロナウイルス感染症に係る助成金等の一時的収入の剥落や、持分法投資損失を計上したことなどにより減益となった。

食品関連事業の売上高は、新型コロナウイルス感染症による悪化影響からの回復が進み、1695億5200万円(4.3%増)だった。また、利益面では、原材料価格やエネルギー価格の上昇影響を受けたものの、工場再編に係る一時費用の剥落に加え、売上の一部回復や商品規格の見直しなどにより、営業利益は50億4200万円(17.6%増)と伸長した。

食材関連事業は、収益認識に関する会計基準等の適用に伴い売上高が減少したことなどにより、売上高は113億9400万円(14.9%減)となった。利益面では、仕入価格などの上昇影響により、営業利益は8700万円(67.7%減)にとどまった。

来期は、売上高2040億円(4.9%増)、営業利益52億円(4.3%増)、経常利益55億5000万円(19.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益32億円(13.9%増)の見通し。

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