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アスクル/5月期、LOHACOの損益改善で営業利益95.1%増

2020年07月10日決算

アスクルが7月10日に発表した2020年5月期決算によると、売上高4003億7600万円(前年同期比3.3%増)、営業利益88億2100万円(95.1%増)、経常利益86億5600万円(95.9%増)、親会社に帰属する当期利益56億5200万円(前期は4億3400万円の利益)となった。

eコマース事業の売上高は3924億600万円(3.0%増)だった。差引売上総利益は、オフィス生活用品やMRO商材などの増収や収益力の高いオリジナル商品の拡充に加え、「LOHACO」の売上総利益率の改善等により、946億4500万円(4.6%増)に改善した。

売上高配送費比率が減少したこと、また、前期に「ASKUL Value Center 日高」の固定資産を減損したことにより減価償却費が減少したことで売上高販管費比率が前期比0.6ポイント減少し、販売費・一般管理費が854億5700万円となり、営業利益は91億8800万円(82.8%増)となった。

主力分野であるBtoB事業は、さらなる成長に向けてeコマース戦略を実行した。購入経験のないお客がサーチエンジンで商品を検索した際にアスクルのWEBサイトが上位に掲載される施策(SEO)やインターネット広告の強化により新規のお客の利用が増加した。

併せてビッグデータやAI(人工知能)を活用したWEBサイト上の検索機能の進化や名前がわからない商品でも検索できる画像検索機能等を追加し、従来からサービスを利用するお客の購入点数・単価の増加に向けた取組みも積極的に行った。

BtoC事業では、「LOHACO」における損益改善を最優先課題として取り組んだ。損益改善については、前期2019年1月に実施した「配送バー」改定や2019年7月から始めた「ひと箱eco」サービス等の構造改革の効果が着実に表れてきており、売上総利益の上昇と売上高配送費比率の改善が進んだ。

一方、翌期以降の再成長に向けて、新たなお客の獲得を目的に、2019年10月に「LOHACO」はヤフーが新たに開始した「PayPayモール」に出店しており、「PayPayモール」経由の売上高は順調に伸長した。また、「LOHACO」ならではの独自価値商品のラインナップの強化にも取り組んだ。

新型コロナウイルス感染予防のための外出自粛が続いたことから、eコマースに対する需要は一層高まっている。「LOHACO」への注文も増加しているので、出荷体制を整え、翌期以降の売上高の拡大に注力する。

次期は、売上高4030億円(0.7%増)、営業利益72億円(18.4%減)、経常利益70億円(19.1%減)、親会社に帰属する当期利益45億円(20.4%減)を見込んでいる。

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