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松屋フーズHD/4~6月は既存店売上高好調も営業損失2億6800万円

2022年08月01日 10:20 / 決算

松屋フーズホールディングスが7月29日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高249億6700万円(前年同期比10.8%増)、営業損失2億6800万円(前期は8億8800万円の損失)、経常利益14億1800万円(28.8%減)、親会社に帰属する当期利益8億6500万円(19.0%減)となった。

売上高は、既存店売上が前年を上回ったことに加え、前年度以降の新規出店等による売上増加分が寄与したこと等により、増収となった。売上高の増加により、固定費の占める割合が低下したこと等により、売上原価は、原価率が前年同期の34.1%から33.6%、販売費・一般管理費は、売上高に対する比率が前年同期の69.8%から67.5%となった。なお、重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、前年同期の68.5%から67.2%へと改善した。

新規出店は、牛めし業態8店舗、その他業態海外1店舗の合計9店舗を出店した。一方で、直営の牛めし業態店6店舗、鮨業態1店舗、その他業態海外2店舗の合計9店舗は撤退した。第1四半期連結会計期間末の店舗数はFC店を含め、1207店舗(うちFC6店舗、海外10店舗)だった。内訳は、複合化によるとんかつ業態からの牛めし業態への業態変更3店舗を実施し、牛めし業態984店舗、とんかつ業態185店舗、鮨業態9店舗、その他の業態29店舗となった。新規出店を除く設備投資では、57店舗の改装(一部改装57店舗)を実施した他、工場生産設備などに投資を行った。

通期は、売上高1034億円(9.5%増)、営業利益10億円、経常利益31億円(51.5%減)、親会社に帰属する当期利益14億円(26.7%増)を見込んでいる。

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