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ウエルシアHD/2月期コクミンなど子会社化で増収増益

2023年04月10日 11:30 / 決算

ウエルシアホールディングスが4月10日に発表した2023年2月期決算によると、売上高1兆1442億7800万円(前年同期比11.5%増)、営業利益456億3500万円(6.1%増)、経常利益521億4900万円(9.6%増)、親会社に帰属する当期利益270億3000万円(2.2%増)となった。

<ウエルシア薬局の店舗イメージ>

物販部門では、コロナ感染者数増加に伴い、抗原検査キットや総合感冒薬等の販売増加により医薬品が伸⻑、2022年12⽉はコロナ第8波による需要が拡⼤。調剤部門は、調剤報酬改定・薬価改定があったが、調剤併設店舗数の増加等により、処⽅箋受付枚数増で伸⻑した。

2022年6⽉1⽇付で、連結⼦会社のウエルシア薬局を存続会社として、⾦光薬品を吸収合併した。さらに、同日付で、コクミン(162店舗)とフレンチ(3店舗)を、2022年12月1日付でふく薬品(25店舗)を株式取得により子会社化している。

コロナ感染者数増加による関連需要の⼤幅な伸⻑に加え、ププレひまわり、コクミン、ふく薬品の連結⼦会社化及び⼈件費を中⼼とする販管費のコントロールにより、⽔道光熱費の上昇等を吸収し増収増益した。

出退店では、グループ全体で140店舗の出店と36店舗の閉店を実施し、グループの店舗数は2763店舗となっている。

次期は、売上高1兆2300億円(7.5%増)、営業利益480億円(5.2%増)、経常利益525億円(0.7%増)、親会社に帰属する当期利益280億円(3.6%増)を見込む。

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