オークワ 決算/2月期、営業収益1.1%増も純利益は23億円の赤字に

2025年04月01日 13:35 / 決算

オークワが4月1日に発表した2025年2月期決算によると、営業収益2501億5000万円(前年同期比1.1%増)、営業利益13億2800万円(54.0%減)、経常利益14億4200万円(53.5%減)、親会社に帰属する当期損失23億8100万円(前期は10億円の利益)となった。

オークワ

営業収益(売上高及び営業収入)は微増となったものの、売上原価、人件費、光熱費などの上昇をカバーできず営業利益と経常利益は2桁減益となった。また、営業店舗の減損損失計上額が想定以上になった影響などで、純利益は赤字となった。

新規出店では、7月に「スーパーセンター知多店」(愛知県知多市)、「西大和店」(奈良県北葛城郡河合町)、12月に「富田林旭ヶ丘店」(大阪府富田林市)の計3店舗をオープン。このほか、9月には初のデリカ&ベーカリー専門店「ANDDELICA谷町店」(大阪市中央区)、12月にはギフト・酒専門店「あつた小町 by Pare Marche」(名古屋市熱田区)をオープンした。その一方で、9月に岐阜市の「パレマルシェ名鉄岐阜店」を閉店した。

連結子会社では、外食のオークフーズが客数の増加や人員不足の解消などにより増収増益となった。農作物などの加工・配送業務を行うサンライズは、諸経費の増加により減益となった。

2025年度は6月下旬に「豊明店」(愛知県豊明市)、下期に「堺市駅前店」(大阪府堺市)をそれぞれ新設する。

今期は、営業収益2590億円(3.5%増)、営業利益21億円(58.1%増)、経常利益21億円(45.6%増)、親会社に帰属する当期利益8億円を見込んでいる。

オークワ/3月の売上178億円、既存店1.6%減

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