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ニトリ/売上18.0%増、営業利益47.4%増

2009年12月18日 / 決算

ニトリが12月18日に発表した2010年2月期第3四半期業績によると、売上高は2105億9900万円(前年同期比18.0%増)、営業利益361億8700万円(47.4%増)、経常利益369億5400万円(47.4%増)、当期利益187億7400万円(46.1%増)となった。

商品面での競合優位性確保に向けた海外からの開発輸入商品の拡大に引き続き力を入れるほか、自社企画開発商品の品質向上へ向けて海外生産工場への生産管理の指導・教育を継続的に実施した。

9月に品質保証体制の整備を目的としてニトリメンバーズカードの導入を行い、カード提示による品質保証手続きの自動化を実現した。

商品面では、昨年度に引き続き10月に「追加値下げ」を継続実施し、低価格で高品質の商品を提供し続けた。ソーシング活動の一環としてインドなどの国々の産地開拓を引き続き行っている。

広告宣伝活動としては、全国ネットのテレビCM枠とチラシ紙面の販促企画を連動させた重点販売商品の集中訴求を行い、販売促進に関する費用の低減を図った。

店舗面では、関東、東海、近畿圏のドミナント化を図るため、同地区を中心とした新規出店を行い、関東、東海、近畿地区にそれぞれ4店舗、東北地区に3店舗、四国地区に2店舗、北海道、北陸甲信越、中国、九州地区にそれぞれ1店舗、計21店舗を新設した。北海道地区では2店舗を閉鎖した。国内店舗数は201店舗となった。

今後も各物流センターを基点とした物流体制の効率化と新規出店を加速させていく。

通期の業績は、売上高2840億円、営業利益430億円、経常利益440億円、当期利益216億円となる見通し。

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