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ニトリ/第1四半期、追加値下げなどが好評、売上高15%増、経常利益31%増

2009年06月19日 / 決算

ニトリが6月19日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は767億1300万円(前年同期比14.9%増)、営業利益137億2700万円(28.9%増)、経常利益144億4000万円(31.4%増)、当期利益88億3800万円(36.4%増)の増収増益となった。

同期は商品面での優位性確保に向け、海外からの開発輸入商品の拡大を継続し、企画開発商品の品質向上へ向けて海外生産工場への生産管理の指導・教育を継続的に実施した。商品面では追加値下げを継続し、顧客からの支持を得た。

また、ソーシング活動の一環としてインドなどの国への産地移行を行い、商品の品質保証体制を整備。広告宣伝活動では、全国ネットのテレビコマーシャル枠とチラシ紙面の販促企画を連動させた、重点販売商品の集中訴求を行い、販促分配率の低減を図った。

店舗面では、関東、東海、近畿圏のドミナント地域の形成のため、同地区を中心に出店を行い、東北、関東、東海、近畿地区にそれぞれ2店舗、北陸甲信越地区に1店舗、計9店舗のホームファニシング店を新設した。一方で北海道の1店舗を閉鎖したため、国内店舗数は5月20日現在で190店舗となった。

今後は各物流センターを基点とした物流体制の効率化と新規出店を更に加速させ、通期は売上高2744億円(12.4%増)、営業利益390億円(17.8%増)、経常利益402億円(18.3%増)、当期利益209億円(13.9%増)を見込んでいる。

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