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ホリイフードサービス/売上増で販管費吸収し、経常利益17%増

2008年10月30日 / 決算

ホリイフードサービスは10月28日、5月14日に発表した2009年3月期中間期・通期の業績予測を修正した。修正の理由は、特別損失の計上と売上高の増加など。中間期は、既存店舗の業況改善などの販売促進活動で、既存店売上高が計画以上に好調に推移し売上高が業績予想を上回った。

一方利益面では、販売費・一般管理費で店舗運営力向上のための人員配置見直しを実行し、人件費が膨らんだ。これで販管費は5600万円超過するが、売上高増加で売上総利益も増加し販管費の増加を吸収できる見込み。

当期利益は、閉鎖が確定した1店舗の減損損失1800万円、貸倒引当金繰入額600万円、店舗閉鎖損失繰入額400万円の計3300万円が特別損失に計上されるため、500万円減益となる。

通期は、既存店売上高は好調に推移すると見込むが、今後の物価上昇圧力を織り込み修正した。修正後の業績予測は、中間期売上高が31億4300万円(当初予測より4.5%増)、営業利益2億1200万円(18.1%増)、経常利益2億1200万円(17.9%増)、当期利益9000万円(5%減)。

通期は、売上高62億7000万円(2.3%増)、営業利益4億8800万円(7.2%増)、経常利益4億5400万円(7.1%減)、当期利益2億4100万円(修正なし)といずれも増収増益に修正した。

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