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壱番屋/売上高ほぼ横ばい、営業利益12%減

2009年09月28日 / 決算

壱番屋が9月28日発表した2010年5月期第1四半期業績(非連結)によると、売上高97億4700万円(前年同期比2.1%減)、営業利益8億5500万円(12.0%減)、経常利益9億1900万円(9.5%減)、当期利益3億5500万円(34.4%増)となった。

宅配の取り組み強化として、宅配取り扱い店舗数を26店舗増やし、651店舗(国内CoCo壱番屋の56.9%)とした。ニュータイプ店舗への改装については、21店舗で改装を実施し、新規出店と合わせて、国内CoCo壱番屋の56.6%にあたる647店舗がニュータイプ店舗となった。

メニュー面では、夏の定番メニューである「チキンと夏野菜カレー」や「トマトアスパラカレー」を期間限定メニューとして投入したほか、ボリューム満点の「トンテキカレー」などを販売した。「チキンと夏野菜カレー」は、3か月間の販売期間中に159万食を販売した。

今年度から、各店舗が主体性を発揮し、自分達で考えた店舗独自の販促方法やオリジナルメニューの導入を推進する「ストアレベルマーケティング」を開始。主に大学周辺の店舗などで、学生向けにワンコイン(500円)で食べられる「学割満腹カレー」を販売したほか、東京下町のご当地メニューとして「東京もんじゃカレー」を東京の一部の店舗で販売するなどした。

第1四半期会計期間の店舗売上高は、全店ベースで前年同期比1.9%減、既存店ベースで同4.1%減となった。

通期の業績は、売上高403億円、営業利益38億9000万円、経常利益40億4000万円、当期利益17億9000万円の見通し。

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