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帝人/第1四半期の流通・リテイル事業売上高は22.4%減

2009年08月03日 / 決算

帝人が8月3日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、流通・リテイル事業の売上高は444億円(前年同期比22.4%減)、営業利益2億円(77.3%減)で推移した。

衣料繊維部門では、円高が継続しテキスタイル輸出が不振に終わった。自動車内装用原糸販売の低迷も続き、原料・テキスタイル分野が厳しい状況となった。主力の衣料OEM事業も婦人・子供服を中心に百貨店・量販店で販売が落ち込み、販売単価下落の影響を受けて苦戦した。

産業資材部門では、伝動ベルトメーカー、タイヤメーカー向けの自動車関連素材の販売は前期より大幅減となったが、在庫調整も一段落し受注回復の兆しが見えてきたという。「コーネックス」などの耐熱フィルター素材販売は、主力ユーザーの鉄鋼業界の減産・消耗品節減の影響で大幅減となった。また新設住宅着工の不振でてカーテン・カーペット用のインテリア関連素材の販売も減少した。

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