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コメリ/3月期は既存店改装好調で増収増益

2011年04月28日 / 決算

コメリが4月27日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は2985億9400万円(前年同期比4.6%増)、営業利益158億6900万円(5.3%増)、経常利益153億6100万円(6.4%増)、当期利益56億9800万円(11.8%減)となった。
ホームセンター事業の全既存店の売上高は2.7%増、客数1.7%増、客単価1.0%増となった。既存店は、ホームセンター(HC)を4店、ハードアンドグリーン(HG)を115店、合計で119店舗の全面改装を行い、品揃えの充実を図った。
商品部門別売上高は、金物・資材・建材822億7000万円(6.7%増)、園芸・農業用品620億600万円(2.5%増)、家庭用品758億7300万円(7.3%増)、オフィス・レジャー用品426億7500万円(0.8%増)、灯油209億2900万円(13.1%増)となった。
出店は、業態別では、パワー(PW)を長崎、福岡にそれぞれ1店、福井に2店、合計4店舗を出店した。HCは、佐賀に2店、HGは、1府19県下に42店舗を出店した。また、HC2店舗をPW業態に変更した。
8月にHG1店舗を閉店した。東日本大震災の影響により、18店舗の営業を休止したが、営業再開が困難であると判断してHC1店、HG3店を閉店した。
期末店舗数は、PW18店、HC126店、HG885店となり、アテーナ18店舗を含めると合計で1047店舗となった。
建築市場に回復の兆しが見え始めたことにより、建築資材を中心に売上高は、堅調に推移した。商品開発では、マーチャンダイジングに注力することで商品値入率の改善とPB商品の販売を拡大した。
来期は、売上高3100億円(3.8%増)、営業利益175億円(10.3%増)、経常利益170億円(10.7%増)、当期純利益80億5000円(41.3%増)の見通し。

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