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JR神田駅/朝・昼・ティータイム・夜の4毛作、肉料理バル

2014年08月01日 / トピックス商品店舗

ジェイアール東日本フードビジネスは8月4日、JR神田駅構内に「ほぉーバル神田店」をオープンする。

写真1<ほぉーバル神田店>
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ほぉーバルは、30代~50代のバリバリ働く男性サラリーマンをターゲットとした肉料理を中心としたバル業態。肉をほおばる、朝、昼、ティータイム、夜の4毛作店舗、の語呂から「ほぉーバル」と名付けた。

写真2<店舗入口のバーカウンター>
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平日7時~23時、土・日祝8時~21時まで営業し、朝はサンドイッチセット(390円)など朝食、昼はナポリタン(580円)とチキンカレー(580円)を中心としたランチ、ティータイムはアイスクリームを添えたフレンチトーストのパンペルデュ(480円)などのデザートを提供する。

写真3<店舗奥の客席>
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夜はアルコールを提供し、アンガス牛ロースステーキ(980円)、社長こだわりのスペアリブ(780円)、店内仕込みのローストポーク(720円)、店内スモークの厚切りベーコン(580円)、肉の串焼きのブロチェッタ5本(900円)、生ハム2種盛り(1000円)など肉料理を提供する。

写真4<バーカウンター裏の客席>
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1日に報道関係者向けに開催した内覧会で、明智俊明社長は「当社はベックスコーヒーショップやベッカーズなどカフェとハンバーバーショップを中心に展開しているが、山手線の内側という立地に恵まれながら、朝・昼以降の夜の需要を取り込めていない。気軽に飲めるバル業態を開発することで、夜の需要を取り込み、お客様の評価を得て、中心市街地でもこういった業態を展開したい」とあいさつした。

写真5<明智社長>
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同社は、夜のアルコールを伴う飲食需要を開拓する新業態として、2013年3月に上野駅中央改札内にイタリアンレストラン「ブラボー」、11月に田町駅改札内に「R・ベッカーズ」をオープンしている。

写真6<機関車の模型など鉄道に関連したオブジェも>
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明智社長は「既存のベッカーズを改装したR・ベッカーズは、当初の予定どおり、夜の飲食需要を取り込むことに成功したが、朝と昼の客数が想定よりも下回っている。幅広い時間帯のニーズを取り込むのは、まだ試行錯誤だが、新しい取り組みを続け、バル業態も成功させたい」と語る。

アルコールを伴う夜の飲食需要は、駅外にある街ナカの飲食店との競争も激しくなる。そのため、メニューでは、肉に注目した。やきとりを提供する飲食店は多いが、肉の串焼きのブロチェッタやスペアリブなど本格的な肉料理を提供する店は少ないため、メニューと手頃な価格で差別化を図るという。

明智社長は「駅ナカの出店でも、JRのディベロッパーから選ばれる実力が必要な時代となっている。市中の企業との競争もある中で、しっかりと実力をつけ、いずれは街ナカでも飲食店を展開できる企業を目指す」と語った。

店舗概要
所在地:東京都千代田区神田須田町1南部高架下
JR神田駅、西口・南口改札内
営業時間:平日7時~23時、土・日祝8時~21時
店舗面積:97.65㎡
席数:57席(禁煙22席、喫煙35席)
店休日:なし

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