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バイタルネット・ケーエスケー/2009年4月に経営統合、持株会社設立へ

2008年11月20日 / 経営

医薬品卸売のバイタルネット、ケーエスケーの両社は11月20日、2009年4月1日に持株会社バイタルケーエスケー・ホールディングスを設立。経営を統合すると発表した。同日付で株式移転計画書を作成したほか、経営統合の統合契約書を締結し、両社で統合のための委員会を組織して来年の経営統合に向け詳細を詰める。

両社は2005年11月に同業9社と任意団体「葦の会」を結成し、業務提携などで事業基盤の強化を図ってきた。2007年10月には両社間で業務提携契約を締結し、経営資源の相互有効活用と業務の効率化を推進。今回の経営統合は今までの両社の関係から、経営統合することが事業基盤の安定化、経営の効率化につながると判断したため。

今後のスケジュールは、12月5日に臨時株主総会を開催し、2009年1月30日には株式移転計画が承認される見込み。これを受け、3月26日にはバイタルネットが上場を廃止。4月1日に新体制でスタートを切る。

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