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セブン&アイHD/グループ共通の研修施設を計画

2010年09月17日 / 経営

セブン&アイホールディングスはグループ企業が共同で使用できる研修施設を2012年の春を目途に横浜に建設する。

これまで多摩研修センター(東京都多摩市)が主にセブン-イレブンのオーナー向け研修を担い、松戸研修センター(千葉県松戸市)がイトーヨーカ堂の社員向け研修を行って来たが、グループ企業の増加に伴いグループ企業を横断して使用できる研修施設が必要と判断された。

研修センターは主に若い社員を中心に人材育成を行う。「次代を担う人材の育成は重要」との考えから創業一族である伊藤家がセブン&アイHDに対して70億円の寄付をした。70億円は、土地・建物を含めた研修センターの設立に全額を使用する予定だという。

新設される研修センターには、精肉・鮮魚・惣菜といった生鮮食品の加工場を設置し、加工技術研修や販売研修を行う。宿泊研修もあるため宿泊施設も備える計画だ。

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