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JR九州/アミュプラザ長崎2%増の194億円、小倉3.4%減の120億円

2015年04月17日 / 店舗経営

JR九州グループの長崎ターミナルビルと小倉ターミナルビルは4月14日、それぞれが運営する商業施設の2014年度(2014年4月1日~2015年3月31日)の売上高を発表した。

<アミュプラザ長崎の売上推移>
アミュプラザ長崎の売上推移

長崎市の「アミュプラザ長崎」の全館売上高は194億円(前年比2%増)で開業以来最高記録となった。入館者数は1100万人で4%増だった。

2014年度は開業14年目で、売上高は5年連続で増加した。2014年2月に実施した2階フロアを中心としたリニューアル、9月に実施した1階フロアを中心としたリニューアルが支持された。

積極的にJR九州グループクレジットカードのJQカード企画(10%ペイバック、5%オフなど)を実施したことや10月に開催された「がんばらんば国体」、11月に開催された「がんばらんば大会」などで多くのお客が来館した。

北九州市の「アミュプラザ小倉」の全館売上高は120億6800万円(3.4%減)、部門別売上構成比は、衣料41.0%、身回り11.1%、雑貨21.7%、食品・土産14.0%、飲食10.5%、その他1.7%となった。入館者数は1348万人(3.1%減)だった。

好調テナントは、衣料では、カプリシュレマージュ、ローリーズファーム、ウィゴー、ステューシー、シャンブルドニーム。雑貨では、カナル4℃、アネモネとなった。

現金ポイントカードのアミュカードの有効会員数は約6万500人(約500人減)、売上構成比27.8%(0.1%減)。JQカードの有効会員数は約1万6000人(約2000人増)、売上構成比8.8%(0.9%増)となった。

2015年度は、春から秋にかけての5、6階のリニューアルによって、新たな客層の来館促進や7階ホテルレストランも含めた回遊強化を図る。

併せて、集客効果を最大限発揮できるように館内イベントや催事を開催するとともに、小倉駅のさらなる活性化と館内告知を兼ねたJAM広場などでのイベントを開催する予定だ。

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