楽天／「楽天ID決済」、ASPサービス4社が導入

楽天は12月25日、ショッピングカートASPサービス（ネットショップの構築・運営サービス）を提供する4社が、各社の提供するサービスにおける新たな決済オプション機能として、楽天が提供するID型決済サービス「楽天ID決済」を2016年以降、順次導入すると発表した。

楽天ID決済を導入するのは、GMOペパボ（提供サービス：カラーミーショップ）、GMOメイクショップ（MakeShop）、テモナ（たまごリピート）、フューチャーショップ（FutureShop2）の4社。

楽天ID決済は、楽天会員が楽天以外のECサイトにおいて、楽天会員IDを使ってオンライン決済ができるサービス。

楽天会員IDに登録しているクレジットカード情報を利用して簡単に決済が行えるだけでなく、決済時には「楽天スーパーポイント」の獲得と利用ができる。

これまで、Eストアー「ショップサーブ」などレンタルショッピングカートASPサービスを提供する5社に導入されている。

今回、新たに4社の各レンタルショッピングカートASPサービスが加わることで、計9社のサービスを利用する10万以上のECサイトが今後、「楽天ID決済」を新たな決済オプションとして追加する。

EC事業者は、楽天会員による決済時の情報入力の省略により、決済時の転換率の向上を図れるほか、新規ユーザーの離脱率の低減やリピーターの獲得などの効果を期待できる。

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