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農水省/輸入小麦の政府売渡価格0.4%引き下げ

2014年08月26日 / 経営

農林水産省は8月26日、輸入小麦の政府売渡価格を10月から0.4%引き下げると発表した。

同価格は、直近6か月間の平均買付価格をもとに、毎年4月と10月に改定される。

直近6か月の対象期間となる2014年3月~8月の5銘柄平均買付価格は、前期(2013年9月~2014年2月)と、ほぼ変わらない水準となった。

小麦の国際相場は、2月以降、米国での乾燥・凍害懸念やウクライナ情勢を受けて上昇したものの、5月以降は、世界在庫量見込みが潤沢なことなどから低下。為替や海上運賃にも大きな変動がなかったため、前期並みの水準に落ち着いた。

これを受け、10月から15年3月までの輸入小麦の政府売渡価格(税込)は、前期から0.4%引き下げ、1トンあたり5万8330円となる。前期は、同5万8590だった。

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