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味の素/欧州で、リジンの特許侵害で香港企業訴える

2013年07月26日 / 経営

味の素は7月26日、欧州法人の味の素ユーロリジンとともに、香港のバイオケミカル関連企業などを相手取り、リジンの製法特許侵害訴訟を起こしたと発表した。25日、同訴訟をオランダのヘーグ地方裁判所に提起した。

両社が訴えた相手は、大成生化科技集団有限公司と、その傘下企業3社。

味の素側は、最近、欧州で差し押さえられたこれらの企業グループ製のリジンを分析した結果、味の素の特許を侵害しているとの見解に至り、特許の侵害訴訟を提起。当該企業グループに対し、リジンの販売差し止めと、すでに市場で販売した製品の回収と損害賠償を求めている。

味の素はこれまで欧州において、今回とは別の特許3件についてこれらの企業グループを相手に侵害訴訟を起こしている。相手企業グループは、欧州各地の裁判所で、これら3件の特許の侵害差止め命令を受けているという。

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