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カゴメ/2014年3月期は18.2%減益予想

2013年04月25日 / 経営

カゴメは4月25日、2014年3月期の連結業績が、減収減益になるとの見通しを発表した。

売上高が前期比0.1%減の1960億円、営業利益が4.1%減の89億円、経常利益が8.2%減の92億円、純利益が18.2%減の53億円になると予想している。

4月から、トマトケチャップやソース、パスタソース、野菜飲料のうち、一部商品の価格を変更するため、一時的に収益が減少する見込みという。これにより、利益も押し下げられる。

2013年3月期は、売上高が前の期比9.0%増の1962億3300万円、営業利益が9.6%増の92億7800万円、経常利益は8.8%増の100億2500万円、純利益は53.7%増の64億8000万円だった。

トマトジュースをはじめとした関連商品の売上が好調だった。

東日本大震災の影響で販売施策が限定された2012年3月期と比べ、販促費などが増加した。もっとも、売上伸長に加え、売上原価率の低下などが利益を押し上げた。

また、保有不動産の売却による固定資産売却益や、連結子会社に対する東京電力からの賠償金、ポルトガルの関連会社を連結子会社化した際に生じた負ののれん発生益をなどを特別利益として計上した。

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