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ミック経済研究所/流通・小売業リテールソリューション市場は2552億円に

2009年12月24日 / IT・システムトピックス

ミック経済研究所が発表した「流通・小売業リテールソリューションの現状と展望2009年度版」によると、同市場の規模は2013年度には市場回復により2552億円となる見通しだ。

POSシステムのリプレースが期待できるのが市場規模拡大の要因となる。2009年度は前年同期比1.1%減の2210億円で、2010年度は2263億円と微増する見込み。

分野別市場動向をみると、本部・店舗基幹システムの2009年度の市場規模は横ばいの439.9億円と予測。低価格化の進むハードウェアと、コスト削減を要求されるサービス含めたシステム全体の市場規模が2009年度には横ばい基調であるのに対して、ソフトウェア市場は増加基調となっている。

POSシステムの2009年度市場規模は、横ばいの1242.5億円となる見通し。消費不況に加え、価格競争激化の影響を受けた小売業が投資を抑制したため、2008年度は1244.2億円(前年同期比17.1%減)となった。

電子マネー決済端末の2009年度の出荷金額は、前年度の市場拡大の反動と景気低迷の影響により、11.1%減の84.5億円で集荷台数は8.5%減の11万4300台となる見通しだ。2008年度の市場規模は11.8%増の95.0億円で、出荷台数は19.8%増の12万4900台と出荷金額、台数ともに伸長した。

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