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トップバリュ/3期ぶり増収、2019年度売上高1兆2000億円を目標に

イオンは4月11日、2019年度にプライベートブランド「トップバリュ」の売上高を1兆2000億円に拡大する計画を発表した。

<トップバリュの売上高>
トップバリュの売上高

2017年度のトップバリュの売上高は7271億円(前年同期比1.6%増)で、3期ぶりに増収となった。2014年度は7799億円、2015年度は7637億円、2016年度は7156億円と3年連続で減収となっていた。

トップバリュは2015年度から抜本的な見直しを開始し、お客のニーズに対応した商品戦略を推進していた。

商品開発では、「顕在ニーズと潜在ニーズ」「既存商品と新規商品」の4つの視点から見直した。

<商品開発の視点>
商品開発の視点

世の中に常に顕在化されたニーズがあり、既存商品が存在する分野では、ナショナルブランドとの競争を意識し、より価格訴求を強化した。

商品そのものの規格が、お客のニーズに合っているのか。味は本当に、お客が認めるレベルなのか。パッケージのデザインはどうなのか。一つひとつ、時間をかけてリニューアルをした。その上での値下げを行った。

<値下げとトップバリュの売上高の推移>
値下げとトップバリュの売上高の推移

3回に分けて、トップバリュの値下げを行ったところ、月を追うごとに売上が伸長し、現在は10%増程度の水準で推移しているという。

<トップバリュの差別化戦略>
トップバリュの差別化戦略

商品開発では、あらたに、潜在ニーズがあるが既存商品がある分野、顕在ニーズと潜在ニーズがあっても既存商品がない分野の商品開発も強化した。

<差別化商品の一例>
差別化商品の一例

グリーンアイオーガニックシリーズ、グリーンアイフリーフロムシリーズ、やさしいごはんシリーズなど「ヘルス&ウエルネス」分野の商品開発に注力した。

トップバリュの分野別売上構成比で、差別化商品の構成比は27.5%にまで拡大している。

<差別化商品の売上構成比>
差別化商品の売上構成比

2015年度には、全体の占める差別化商品の割合は約10パーセント弱だったが、2年から3年間の間に約30パーセント弱まで伸長している。

世の中に常に顕在化されたニーズがあり、既存商品が存在する分野から見ると売上規模は小さいが、着実にアイテム数と販売店舗網を拡大している。

例えば「グリーンアイオーガニック」のシリーズは、28%増の伸びとなっており、「フリーフロム」、「やさしごはんシリーズ」も、着実に売上を伸ばしているという。

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