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イトーヨーカ堂/簡単・便利「時短メニュー」の新PB「イーズアップ」

イトーヨーカ堂は9月24日から順次、全国のイトーヨーカドー166店(8月末現在)で、簡単・便利をコンセプトにした「時短メニュー」新商品の品ぞろえを拡大する。

<新PBイーズアップ>
新PBイーズアップ

コンビニで販売するすぐ食べられる冷凍食品や惣菜、弁当とスーパーで販売する野菜、肉、魚などの素材の中間に位置する新たなニーズに対応した「時短メニュー」を提案する取り組み。

冷凍食品では、レンジアップや鍋・フライパン調理、湯銭するだけで本格的な主食メニューを個食サイズで楽しめる新しいプライベートブランド「EASE UP(イーズアップ)」を展開する。

<精肉・鮮魚部門の簡単・便利メニュー>
精肉・鮮魚部門の簡単・便利メニュー

そのほか、精肉部門、鮮魚部門では、首都圏エリア店舗限定で、レンジアップで、でき上がる精肉を使用したシチューやスープ、焼き魚を展開する。

鍋・フライパン調理だけででき上がるワンクックメニューも拡充する。

冷凍食品、レンジメニュー、フライパンメニューなど簡便商品の前年比で20%増の売上を目指す。冷凍食品単独では、10%増の売上を見込む。

<上野マネジャー(左)>
上野マネジャー(左)

営業企画部の上野貴司統括マネジャーは、「単身世帯、高齢化による二世帯、共働き世帯の増加により、ヨーカドーの客層も大きく変化している。野菜、肉、魚など素材から料理するのは大変だが、すぐに食べられるコンビニの弁当ではメニューが限られ、選ぶ楽しみがないといった声に対応した」。

「惣菜などできあいの商品を皿に盛りつけるだけでは、罪悪感を感じるといった主婦の声もあり、ひと手間加えるだけで、本格的な主菜が楽しめる、新たな時短メニューを商品化した。イトーヨーカドーの強みである冷凍食品や生鮮品を生かして、食卓を提案できる商品を開発した」と語る。

<湯銭でつくるミートボール>
湯銭でつくるミートボール

新しい冷凍食品のプライベートブランド「イーズアップ」は、レンジで温める以外の簡単調理を取り入れたのが特徴となっている。

上野マネジャーは、「セブンプレミアムは、コンビニ、スーパー、総合スーパー、百貨店とグループ横断で販売する商品だが、お客様のニーズが多様化する中で、ヨーカドーに求めれらるニーズに特化した商品を開発する必要があった。これまでの冷凍食品はレンジで温めることを前提にしているが、今回は、素材の良さや味わい、食感を生かすため、フライパンで炒める、湯銭をするといった調理方法も取り入れた」と語る。

<先行販売していた米飯系商品>
先行販売していた米飯系商品

8月から、チーズキーマカレー(税込354円)、ビビンバ丼(354円)、ガパオライス(397円)、ロコモコ丼(397円)、いなりすし(429円)の5品目を一部の店舗でテスト販売していた。

テスト販売店舗では、冷凍食品の米飯が10%増の伸びとなったことから、今回の本格展開に至った。

9月24日からは、レンジで温めるいなり4個と巻き寿司3個をあわせた「助六」(429円)、湯銭でつくる「大きな肉団子黒糖黒酢ソース」5個(213円)、「スペイン風トマトソースのミートボール」5個(213円)、フライパンで炒める「カレイのムニエル」2枚入(429円)を投入する。

<魚介系の商品>
魚介系の商品

そのほか、「あじフライ」(386円)、「いわしチーズフライ」5切入(386円)、「いか里芋うま煮」(429円)、「殻つきあさりのガーリックバター風味蒸し」340g(397円)、「地中海風ブイヤベース」(429円)を合わせた合計9品目を新たに発売する。

<生鮮部門の簡便商品>
生鮮部門の簡便商品

精肉部門、鮮魚部門でも簡便商品を強化する。

従来の味付け商品やキット商品などの半加工商品との違いについて、上野マネジャーは、「これまでの生鮮部門が開発してきた半加工品は、各部門が単独で縦割りの組織の中で、情報の連携もなく作られていた」。

「今回は、営業企画部が中心となって、惣菜部門の売れ筋商品や、調味料の注目商品や生鮮各部門の旬の商品などの情報を集約して、各部門の情報と知恵を結集した商品開発をしている。部門を超えた情報や商材の連携ができたことで、よりお客様のニーズにあった商品が開発できた」と語る。

<精肉部門のレンジメニュー>
精肉部門のレンジメニュー

これまでも青果部門では、カット野菜やカットフルーツで簡便商品を開発しているため、今回、新たに商品を開発していないが、精肉部門、鮮魚部門の簡便商材で使用する野菜を供給しているという。

精肉部門では、「国産豚味付ロースこうじ味噌漬用」100g(213円)、「若鶏味付手羽小間チーズタッカルビ用」100g(105円)、「レンジで簡単調理中華スープで食べる肉餃子」(429円)、「同チキンクリームシチュー」(429円)、「同デミグラスシチュー」(429円)、「若鶏味付手羽小間とごろごろ野菜のアヒージョ用」(321円)などを販売する。

<鮮魚部門のレンジメニュー>
鮮魚部門のレンジメニュー

鮮魚部門では、「干物やさんの焼きさば切身」(321円)、「同焼き銀さけはらす」(321円)、「同焼き縞ほっけ切身」(321円)、「同焼き銀鮭切身」(321円)、「レンジであさり!旨ねぎ塩」(429円)、「いかと帆立とにんにくの芽XO醤炒め用」300g(594円)を販売する。

<レンジであさり!旨ねぎ塩>
レンジであさり!旨ねぎ塩

今後、イトーヨーカドーの食品売場で展開しているクッキングサポートコーナーと連携し、イーズアップや生鮮の簡便商材を利用し、ひと手間を加えたアレンジメニューの提案も行い、商品の認知度を高める計画だ。

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