モスフード/病院・介護施設で減塩ハンバーガーを提供
2019年07月22日 15:20 / 商品
モスフードサービスは7月28日、病院・介護施設向けの減塩ハンバーガーを提供開始する。
モスフードサービスでは、モスバーガーブランドを生かした新たな販売チャネルへの商品提供拡大を進めている。2011年に開始した国際線旅客機向けメニューは、これまで9年間にわたり提供を続け、人気を得てきた。
今回、機内食提供のノウハウを生かしながら、病院・介護施設に合わせた塩分の低減とおいしさを追求した商品開発を行った。
塩分を既存のモスバーガーの約35%に抑えた病院・介護施設向け特製ハンバーガーを開発。高齢者でもおいしく食べられるよう、バンズ(パン)、パティ(肉)を柔らかく仕上げた。
また、肉が苦手な人に向け、モスバーガー店舗で提供している大豆由来の植物性たんぱくを使ったパティ(ソイパティ)を使用。楽しく食事できるようモッさんをデザインしたトレーマットで提供する。
想定提供数量は、約48万食(2019年7月~2020年3月までの想定提供量)を見込む。
今回の商品開発は、病院、介護施設での食事サービスを提供する日清医療食品の「みんなの日曜日」に、吉野家、エフピコとともに協業するもの。
農林水産省調査「親子における平日・休日における食生活の実態」によると、親世代の全曜日のトータルの外食比率が6.9%に対し、休日昼食の外食比率が23.7%、休日夕食の外食比率が12.5%と、休日の食事に外食を選択する傾向があることがわかった。
「みんなの日曜日」は、入院、入所していても、日曜日に外食をしていた時の気分を感じてもらうことをコンセプトとした昼食の特別メニューとなっている。
7月28日に実施する「みんなの日曜日」では約6万人に提供。日清医療食品は1日に約42万人、約5300件の病院・介護施設向けに食事提供サービスを行っており、7月28日の「みんなの日曜日」での提供比率は約14%になる。
今後、11月末までに「みんなの日曜日」は月に2回実施し、累計で約24万人への提供を計画。11月末までには、食事提供者数全体の約57%に「みんなの日曜日」を提供することを目指す。
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