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ファミリーマート/2019年中華まんの新定番に「チーズ肉まん」

2019年08月09日 15:10 / 商品

ファミリーマートは8月20日、ファミ横中華街シリーズとして展開する「ファミマの中華まん」を刷新し発売開始する。8月9日マスコミ向け新商品発表会を開催した。

<左からチーズ肉まん、肉まん、ピザまん>
2019年定番品

中華まんは2016年大幅に刷新し、秋冬の中核を担う商品。昨年も暖冬で各社伸び悩む中、ファミリーマートは、前年比4%増と伸長した。

<ファミリーマートの中華まんは成長中>
ファミリーマートの中華まんは成長中
※出典:8月9日ファミリーマート新商品発表会資料

今年は中華まん売上の50%を占める肉まん、ピザまんといった定番品を強化し、新商品も昨年25品に対し、9品減らし16品を予定。絶対的定番である肉まんと、女性を中心に人気の高いチーズを12g使い、掛け合わせた「チーズ肉まん」(160円)を、「熟成生地の本格肉まん」「チーズたっぷりピザまん」(各130円)に次ぐ新たな定番商品として育成する。

<チーズ肉まん>
チーズ肉まん

木内智朗ファストフーズ部長は、「中華まんは40~50代男性がメインターゲットで女性の購入者は4割程度だが、今年は女性客も意識したチーズ肉まんを登場させ、この商品は男女半々くらいの購買を見込む。女性だけでなく、チーズの満足感で男性も楽しめる。伸びるチーズも特長となっている」と説明した。

肉まんやピザまんの生地には、ファミリーマート専用小麦粉を使用し、2段熟成発酵の生地で包餡。今年度は生地の配合を見直し、ふっくらもっちりした食感を感じられる仕様に変更した。

具材については、肉まんは、バラ肉を加えることで、ジューシー感をアップさせた。

ピザまんは4種のトマト原料を使用し、フレッシュ感、濃厚感を増した。ナチュラルチーズの割合を増量させ風味や伸びをさらに強化している。

人気の「プレミアム肉まん」は、産地を強調した「極旨 黒豚まん」(198円)に刷新。豚肉は旨みのある鹿児島県産黒豚を100%使用、玉ねぎは甘味のある淡路島産玉ねぎを3種の製法(炒め、脱水、生)に分けることで程よい具材のほぐれ感を実現。原料からこだわりぬいた。

また、生地、中具の配合、製法を変更し、販売可能時間を従来より1時間延長し、商品投入後7時間まで販売できるよう改良。加盟店のオペレーションの負荷軽減にも努めた。

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