ローソン/冷凍食品を拡大、即食・カテゴリー強化で2025年度売上5倍へ

2021年11月25日 16:10 / 商品

ローソンは11月30日から順次、冷凍食品メニューを拡大する。

<冷凍食品の即食・健康カテゴリーを強化>
冷凍食品の即食・健康カテゴリーを強化

今回発売する商品は、解凍せずに食べられる冷凍デザート、容器ごとレンジで温めて皿への取り分けが不要な米飯・ラーメン、生地にブランを配合した健康志向の冷凍ベーカリー、切り分けが不要な刺し身・馬刺しなど計12品。

新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、1度の買い物でまとめて購入するシーンが増えたことから、長期間保存ができ、好きな時に手軽に食べられる冷凍食品のニーズが高まっている。

ローソンでも、素材や惣菜など従来のストックニーズに対応する冷凍食品に加え、コンビニらしい便利な機能を加えた即食型の商品も展開しており、現在は約110種類の冷凍食品を発売している。コロナ下の冷凍食品へのニーズの高まりを受け、2020年度の冷凍食品の売上高は、2019年度に対し約2割伸長している。

11月25日行われたアフターコロナを見据えた「売場の変化」と「新冷凍食品」説明会において、竹増貞信社長は、「チルドでも人気のデザート、健康志向の食品、便利な惣菜など冷凍食品を強化する。食品ロス減少も見込める冷凍食品は、ストックニーズに加え、即食需要に対応した商品、冷凍技術の向上によるおいしさを改良した商品力で、2025年度には2020年度比5倍の売り上げ拡大を目指す」と意気込みを語った。

11月30日には「4種のマカロン」(税込430円)、12月7日に「フォンダンショコラ2個入り」(399円)が登場。ともに冷凍したままでも食べることができ、試験販売した店舗ではチルドデザートとの食感や食味の違いが好評で、チルドデザートとの合わせ買いも見られたという。

12月14日「ブランのイングリッシュマフィン2個入り」(278円)、「ブランのクロワッサン2個入り」(248円)を発売。生地にブランを配合した低糖質のパンで、健康志向の生活者の需要に対応する。

来年には、1月25日「6種具材の中華丼」(399円)、「旨辛!麻婆 豆腐丼 」(399円)が登場する。現在関東約2800店舗で展開中の「淡麗醤油らぁ麺」(399円、12月より順次販売エリア拡大)などとともに、冷凍即食ニーズに応えた商品がそろう。

店内でレンジアップ解凍し、店内・職場・自宅などで食べることも可能だ。

さらに、ローソンでは初の本格的チャレンジとなる畜産・水産系の冷凍食品として、1月18日「真鯛お刺身」(498円)などが、1月25日から「鮮馬刺し赤身スライス(798円)、「牛ユッケ風」(798円)を、関東・近畿・北陸の一部店舗で発売予定となっている。

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