菓子・パン/13カ月連続で全産業のDI上回る
2023年11月17日 16:35 / 商品
帝国データバンクが11月17日発表した菓子・パン業界の最新景況レポートによると、インバウンドやお土産需要が回復し、菓子・パンDIが10月まで13カ月連続で全産業のDIを上回っている。
景気DIは、同社が算出する全国企業の景気判断を総合した指標。50を境にそれより上であれば「良い」、下であれば「悪い」を意味し、50が判断の分かれ目となる。
新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、外食用、オフィス需要だけでなく、インバウンド需要や駅・空港での土産物需要も大幅に改善した。
2023年4月に50.3まで上昇し、2002年5月の調査開始後初めて景気判断の分かれ目である50.0を超え、同年7月には50.8となり過去最高を更新した。
その後、2023年10月まで13カ月連続で全産業のDIを上回っている。
政府による輸入小麦の売渡価格は、2023年10月期に1トン当たり6万8240円に引き下げられたが、2021年4月期の5万1930円に比べ、いまだ3割高の状況。またバターの卸値が4年ぶりに上昇し、エッグショックにより鶏卵も高騰した。このため 2022年以降、商品値上げが相次いでいる。
しかし、人流回復による活況や、コロナ禍で抑制されていた観光地・行楽地での消費回復が、値上げによる買い控えを上回ってプラスに働き、菓子・パンDIを押し上げたという。
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