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ニトリ/期間限定でタオルのリサイクル回収

2024年02月13日 12:00 / 商品

ニトリは3月3日まで期間限定で、一部店舗において、不要なタオルを回収する取り組みを実施する。

タオルは、ホテルやモデルルームのように色を統一して揃えたくても、買い替えるきっかけが難しいという声が多く聞かれる。そんなお客の背中を少しでも後押しし、安心して買い物を楽しんでもらいたい想いから、ニトリグループでは今回、不要になったタオルを販売元にかかわらず回収する取り組みを、一部店舗で実施している。

<タオル回収の告知>

回収店舗は、神奈川県の磯子店、横浜鶴見店、みなとみらい店、横浜ビブレ店、横須賀店、戸塚駅前店、ニトリEXPRESS FUJI上大岡店、Coaska Bayside 横須賀店、新山下店、川崎元木店の10店、東京都の赤羽店、成増店、環七梅島店、志村三丁目駅前店、亀有駅前店の5店、埼玉県のイオンモール川口前川店、イオンモール北戸田店、西川口店の3店、合計18店舗。

ニトリメンバーズ会員を対象としたサービスで、他社のタオルも回収する。どんなサイズでも持ち込み可能で、大小問わず、回収する。新品も回収するほか、使用済みタオルは、洗濯が必要となる。また、油や薬剤、泥やカビなど汚れが付着したものは回収できない。

グループではかねてから、カーテンや羽毛布団のリサイクル回収に取り組んできたが、今回のタオルの回収はニトリ初となる試み。お客から回収したタオルは、ウエス(油や汚れを拭き取る布製品)としてリサイクルし、自社物流拠点等での再活用を予定している。これにより「新しい資源をできる限り使わず、限りある資源を守る」といった、自社内での循環の仕組みを構築する。また、一部新品同様のものは、海外でそのままタオルとしての再利用を検討している。

<ニトリのサステナビリティ>

現在、「未来にいいこと。みんなにいいこと。」のキャッチフレーズのもと「つくる・はこぶ・つかう」それぞれのフェーズで、環境に配慮したものづくりを「Nitori’s ecology」と位置付け、サステナブルな取り組みを進めている。さらに「つかいおわったあと」までを考え、企画・設計段階から再資源化を見据えた商品開発や、回収して資源にまわせる製品の拡大を目指す。

■ニトリのサステナビリティ Nitori’s ecology
https://www.nitori-net.jp/ec/feature/sdgs/

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