訪日外国人旅行消費額/1~3月は1兆1343億円、旅行支出1位豪州は25万円
2018年04月19日 10:29 / 行政
観光庁が4月18日に発表した2018年1~3月の訪日外国人旅行消費額(速報)は、1兆1343億円(前年同期比17.2%増)となった。
中国、韓国などで旅行消費額が前年同期に比べ増加し、全体を押し上げた。
訪日外国人1人当たり旅行支出は14万8891円で、前年同期(14万8070円)に比べ0.6%増加した。
国籍・地域別にみると、オーストラリア(25万1000円)、ベトナム(22万7000円)、中国(22万6000円)の順で高い。
国籍・地域別に訪日外国人旅行消費額をみると、中国が4391億円(構成比38.7%)と最も大きい。
次いで、台湾1495億円(同13.2%)、韓国1476億円(同13.0%)、香港819億円(同7.2%)、米国547億円(同4.8%)の順となっており、これら上位5か国・地域で全体の76.9%を占めている。
費目別に訪日外国人旅行消費額の構成比をみると、買物代が34.9%と最も多く、次いで宿泊費(27.9%)、飲食費(20.5%)の順で多い。
前年同期に比べ、宿泊費の構成比が1.6%ポイント拡大し、買物代が3.8%ポイント減少した。
訪日外国人1人当たり旅行支出を費目別にみると、買物代が5万2000円と最も高く、次いで宿泊費(4万2000円)、飲食費(3万1000円)の順で高い。
宿泊費は欧米豪で高い傾向がみられ、特にオーストラリア(9万8000円)が高い。娯楽などサービス費もオーストラリア(2万6000円)が最も高く、買物代は中国(11万1000円)が最も高い。
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