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訪日外国人消費獲得セミナー/観光庁、サツドラがインバウンド消費を解説

2018年08月21日 13:00 / セミナー

従来、訪日外国人の買物として注目されていた、中国人観光客によるいわゆる爆買とは視点を変え、訪日外国人観光客の滞在中の最寄品の買物に焦点をあて、その消費を獲得するために必要なことを検討するセミナー。

最寄品を販売する食品スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアが「訪日外国人消費」を獲得するために何をすれば良いか、方針を検討するために、流通経済研究所が独自に訪日外国人を対象とした街頭アンケートを実施した。

セミナーのプログラムでは、訪日外国人を対象とした街頭アンケート結果に基づき、日本に滞在中のニーズや買物の不便さなどを明らかにして、最寄品小売業の対応を考察する。

その他、日本政府観光局(JNTO)の統計データや観光庁の訪日外国人消費動向調査から見られる訪日外国人の動向に関する報告と、訪日外国人観光客に向けた施策に取り組むドラッグストアの実務家の報告を行う。

観光庁の調査によると、訪日外国人のうち約90%が滞在中に何らかの買物をしてることが分かった。

百貨店やドラッグストア、空港免税店だけでなく、スーパーでは35%、コンビニエンスストアでは45%の訪日外国人が滞在中に買物をしているという。

<訪日外国人の買物場所>
訪日外国人の買物場所

■開催概要
開催日:9月12日(水)13:30~17:00
会場:AP市ヶ谷ラーニングスペース
所在地:東京都千代田区五番町1-10
アクセス:JR、東京メトロ有楽町線、都営新宿線「市ヶ谷」駅徒歩2分
参加費:1名税込32,400円

■詳細・申込み
http://www.dei.or.jp/seminar/seminar_180912.html

■プログラム
13:30~13:40 セミナーのねらいと概要
流通経済研究所理事 山﨑泰弘

13:40~14:40 日本における訪日外国人の消費動向(仮題)
国土交通省観光庁観光戦略課観光統計調査室 室長
木村順治氏

訪日外国人旅行客の消費額の推移
訪日外国人旅行客の消費動向
(消費品目の変化、国籍・地域別に見た特徴等)
訪日外国人旅行行客の国内消費促進に向けた取り組み等

14:40~14:50 休憩

14:50~15:50 インバウンド消費の変化とビジネスチャンス

「2020年・訪日外国人客4,000万人」が流通に与えるインパクト
流通経済研究所理事 山﨑泰弘
主任研究員 加藤弘之

2020年に向けた訪日外国人の変化
訪日外国人アンケート調査結構報告
中国・アジア地域からの訪日外国人の回答結果
欧米地域からの訪日外国人の回答結果
訪日外国人の不満点を解消し、消費需要を獲得するために必要なこと等

15:50~16:00 休憩

16:00~17:00 サツドラが取り組むインバウンド対策(仮題)
サッポロドラッグストアー
インバウンド事業部 営業企画部担当マネジャー
広長 幹生氏

訪日外国人観光客の購買実態と今後の展望
訪日外国人観光客を対象としたマーケティング戦略の方向
訪日外国人観光客に向けた店頭販促や売場づくりの事例
日用品・食品メーカー、卸売業へのメッセージなど

■問い合わせ
流通経済研究所
担当:伊藤、加藤(弘之)、山﨑
TEL:03-5213-4532
FAX:03-5276-5457

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