厚労省/新型ウイルス対策「大規模イベント参加者へ」注意喚起
2020年03月24日 17:10 / 行政
厚生労働省はこのほど、新型コロナウイルス感染症についての特設ページを更新し、「大規模イベントに参加されていた皆様へ」を追加した。
大規模イベントへの参加者に2週間の間、「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている」「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある」場合、「帰国者・接触者相談センター」に相談するように注意喚起している。
<帰国者・接触者相談センターの告知>
出典:厚労省ホームページ
大規模イベントにおいては、クラスター(集団)発生のリスクが高い、3つの条件「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発生をする密接場面」がそろう可能性があると指摘している。
センターで相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介している。受信の際は、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて欲しいという。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医などへの相談を推奨している。
■新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
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