経済産業省は7月19日、クレジットカード決済に関する必要なデータ標準化を行うための「クレジットカードに関するデータ標準化ワーキンググループ」を開催した。
キャッシュレス化に伴い蓄積される消費データの有効活用に向け、月1~2回程度の開催を重ね、年内を目処にとりまとめる。
1回目は標準化対象データの現状と課題が議題で、2回目以降は標準化に向けた論点・課題の洗い出し、対応策とスケジュールを検討(アクションプランの策定)を行う。
訪日外国人のインバウンド需要の喚起等に向けてキャッシュレス化の更なる普及が進められている中、キャッシュレス化に伴い蓄積される消費データの有効活用により、新たな産業・ビジネスの創出や、地域における訪日外国人を含めた消費活性化などが期待されている。
6月に閣議決定した日本再興戦略2016に、年内にクレジットカード決済、購買情報等に関する必要なデータ標準化の推進が盛り込まれた。
■クレジットカードに関するデータ標準化ワーキンググループ 参加者
ビザ・ワールドワイド・ジャパン
マスターカード
三井住友カード
三菱UFJニコス
ユーシーカード
楽天カード
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