ジーユー/セルフレジ176店舗に導入、精算時間を3分の1に短縮
2017年04月06日 17:00 / IT・システム
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ジーユーは4月6日、商品についた電子タグ(RFID)を読み取り、早く精算できるセルフレジの本格導入を開始すると発表した。
8月末までに、全国の約半数にあたる176店舗に設置する。
これまで試験的にセルフレジを導入し、検証を進め、セルフレジを使った精算では、お客1人の精算所要時間が、有人レジと比較して、最大で約3分の1に短縮できるという結果が出ている。
加えて、混雑時のレジ通過人数が約1割アップし、レジ混雑が緩和されていることもわかっているという。
多くのお客から「ジーユーのセルフレジは、一瞬で商品点数と会計金額が表示され、画期的で面白い」という声を得ている。
精算方法は、商品からハンガーを取り外し、セルフレジ下のボックスに入れ、ボックスの蓋を閉め、「次へ」のボタンを押す。
「アプリ会員」に入会しているかの有無を選択し、商品点数、精算金額が表示され、支払い方法(現金またはクレジットカード※)を選択し、精算ボタンを押すと、おつりがある場合は、おつりが出て、商品を袋に入れて完了する仕組み。
なお、VISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners以外のクレジットカード、クレジットカードで税込価格3万円以上を購入の場合は、有人レジのみの利用となる。
同社では、8月までに国内全店にRFIDを導入し、在庫管理や荷受など、店舗の業務効率を向上させる。
RFIDを試験導入した店舗では、在庫管理の精度がアップすることで、売場での欠品が極少化し、在庫確認でお客を待たせる時間が短縮されているという。
業務効率化によって生まれた時間を接客などに充て、より楽しく便利に買い物ができるよう、サービス向上を目指す。
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