サトーHD/食品サービス業界向けにパッケージ印字ソリューション共同開発

2017年06月22日 10:55 / IT・システム

サトーホールディングスは6月22日、インライン・デジタル・プリンティングを専門とする、サトーグループのDataLaseは、包装、アナリティクス、市場分析およびサプライチェーン管理を専門とするHAVIグループと提携したと発表した。

<店頭でのソリューション提供イメージ>
店頭でのソリューション提供イメージ

レストラン、コンビニ、ファストフード店等の食品サービス業界向けに、店頭で個々の消費者に応じたメッセージを商品パッケージに印字できるソリューションの共同開発に着手した。

このソリューションにより、食品サービスのブランド企業は消費者の「購買意思決定の瞬間」を広げることができる。

従来の大規模なマーケティングキャンペーンを、個々の消費者に応じたOne to Oneマーケティングに変換し、消費者とブランドのつながりを生み出し、リピート購買や衝動購買の意欲を高めることができる。

HAVIは、POS(販売時点情報管理)のデータを収集し、納入業者や提携企業と共有する。食品サービスのブランド企業は、これらのデータと、レーザー照射で変色する DataLase の顔料を組み合わせることによって、個々の消費者にとって意味のあるパーソナライズされた情報を、サプライチェーンのいずれの段階でも商品や包装資材に印字することができるようになる。

店頭向けに革新的なソリューションの提供が可能となり、店舗ではパーソナライズされた商品パッケージを通じて消費者との関わりを深め、消費者のブランドへの愛着を高めることができる。

DataLase の技術は、商品やパッケージにおける「真のパーソナライゼーション」を可能にし、 対象となる消費者に関連性のあるタイムリーなメッセージを確実に届ける。

世界唯一の技術により、個人、地域、地方といったあらゆる基準で対象を定め、完全にカスタマイズされたパッケージを作成することが現実に可能となる。

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