ぐるなび/ネットスターズと資本業務提携、StarpayをぐるなびPayに提供
2018年05月16日 12:15 / IT・システム
ネットスターズとぐるなびは5月16日、ぐるなびがネットスターズに資本参加し、両社間での業務提携を締結したと発表した。
同提携により、ネットスターズが開発した決済プラットフォーム「Starpay」を、ぐるなびが飲食店向けに展開するマルチ決済サービス「ぐるなびPay」のQRコード決済に提供する。
これにより、「ぐるなびPay」を国内飲食店向けに広く普及・展開に取り組み、WeChat Pay決済による訪日中国人の利便性と飲食店への送客を目指す。
ネットスターズは、日本で初めてテンセント社のWeChat Payアクワイアラとして、訪日観光客向け決済サービスの展開を行ってきた。
Starpayの導入店舗数は1万を超え、訪日中国人向け決済サービス業界で確固たる地位を占めている。
Starpayは2017年11月から「LINE Pay」が対応しているほか、「d払い」への対応も予定している。今後もユーザー、店舗双方の利便性の向上を図る。
一方で、ぐるなびはこれまで、訪日中国人向けの情報発信では「ぐるなび外国語版」にて、繁体字・簡体字に対応した多言語レストラン予約サービスを提供してきた。
これからは、WeChat Pay決済を活用することで、訪日中国人の利便性の更なる向上と飲食店の情報発信や販促支援による送客から決済まで一環した業務支援サービスを提供する。
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