モスバーガー/横浜「関内店」でAIセルフレジの実証実験
2019年02月15日 17:45 / IT・システム
モスバーガーを展開するモスフードサービスは2月15日~27日、AIベンチャーのリノシスと協力し、横浜市の「モスバーガー関内店」でAIセルフレジの実証実験を行う。
生産年齢人口の減少に伴う人手不足により、人材確保は今後ますます困難になることが予想されている。
AIを活用したおもてなしのシステム化の取り組みでは、人手不足の解消に貢献するべく、自然な接客を実現するAIセルフレジの開発が進められた。
今回の実験は、モスバーガーの店舗スタッフならではの接客手法を画像認識、音声認識技術を用いて分析・解析した上で、AIシステムによる「おもてなし」の提供を目指す取り組み。
実際にモスバーガー関内店に導入されるAIセルフレジは、音声認識モデルの開発により、画面タッチだけでなく音声でも注文可能なシステムを実装した。
モスバーガーで実際に働くスタッフの接客を分析し、モデル化したことで、以下のような習熟した店舗スタッフのような接客を目指す。
店員と対話するように、自然な流れで注文を取る機能や、利用客の年齢や性別、注文商品に応じておすすめ商品を提示することができる。
お客の音声での注文が曖昧な場合にも近しい商品を提示するといった機能を備えている。
今回の実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)が公募した、2017年度「AIシステム共同開発支援事業」の一環となる。
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