JR東日本×楽天/来春「楽天ペイ」アプリで「Suica」チャージ可能に
2019年06月05日 16:30 / IT・システム
楽天グループの楽天ペイメントとJR東日本は6月5日、「楽天ペイ」アプリで「Suica」が2020年春から発行可能となると発表した。
これにより、楽天ペイメントが運営するスマホアプリ「楽天ペイ」アプリ内で、JR東日本が提供する交通系ICカード「Suica」の発行やチャージができるようになるとともに、全国の鉄道約5000駅、バス約5万台のほか、交通系電子マネーとして約60万店舗での支払いに利用できる。
同日行われた記者会見で、楽天ペイメントの中村晃一社長は、「楽天ペイアプリでSuicaを発行し、チャージすると楽天スーパーポイントが貯まる。キャッシュレス手段が乱立しており、現在支払い手段としてだけでなく、総合力が問われている。Suicaと提携することにより、楽天ペイへの入金手段を多様化し、通勤、通学な移動に関してもユーザーの生活シーンをこれまで以上に幅広くサポートでき、従来リーチできなかった層にもサービスを提供できる」と説明した。
JR東日本の野口忍・常務執行役員IT・Suica事業本部長は、「プラスチック・カードで交通手段としてしかSuicaを利用していなかったり、普段あまりSuicaを利用していなかった人も、楽天ペイアプリでSuicaが発行、チャージできることで、積極的に利用してもらい、モバイルSuicaユーザーを広げ、Suica利用の頻度を上げたい」としている。
来春から、「楽天ペイ」アプリに登録している「楽天カード」から、「楽天ペイ」アプリ内で発行した「Suica」にクレジットカード決済によるチャージができるようになると、「楽天ペイ」アプリだけで鉄道・バスなどの交通機関や、交通系電子マネー加盟店における支払いができる。
さらに、新たにアプリをダウンロードしたり、クレジットカード情報登録したりすることなく、快適・安全に「Suica」機能を利用可能となっている。
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