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明太子のふくや/ECに「SELF LINK」導入で決済完了率3.6倍に

2021年03月02日 13:30 / IT・システム

SELFはこのほど、明太子のふくやがECサイトに「SELF LINK」を導入し、決済完了率が3.6倍になったと発表した。

<SELF LINK>
SELF LINK

「SELF LINK」は、実店舗での接客における商品提案を、オンラインショップ上でも可能としたボット形式のセールスオートメーションシステム。豊富な商品知識を持った接客員のような提案、案内をサイト上で提供し、ユーザーニーズに合わせカテゴリをまたいだ商品提案を行い、CVRや顧客単価に貢献するセールスできるAIとなっている。

今回、食品販売のふくやがオンラインショップに導入した「SELF LINK」の効果を検証した。

<明太子のふくやECに「SELF LINK」導入>
明太子のふくやECに「SELF LINK」導入

ECの売上に大きな影響を与える指標は、決済完了率。SELFLINKの最終コンバージョンを決済完了率として、利用者比較を行った。

また、決済完了の購入過程における「カート追加率」、ユーザーあたりの購入単価に関しても重要指標として、全ユーザーのボット利用率も含め効果を検証した。

<2020年12月~1月での検証結果>
2020年12月~1月での検証結果

導入結果として、まず利用率がボット形式としては高い、15%以上に達した。そのSELF LINK利用者の「カート追加率」が全体利用者に比べ3.5倍の効果、最終コンバージョンの決済完了率が3.6倍の効果を上げることができたという。

大きな数値が出たことにより、SELFLINKの行う「提案できる接客」の効果証明になったと考えられる。同時に利用者のユーザーあたり単価も20%増という結果となり、「ついで買い」「アップセル・クロスセル」も同時に実現できたものと考えられる。

SELF LINKは「提案できる接客」システムとして、実店舗だけでしかできなかった「売上をだせる接客員」をECにおいても実現。今後もECサイトの売上貢献のためにシステム改善を重ねていく。

SELF LINKの特長

SELF LINKは、豊富な商品知識を持った接客員のような提案、案内をサイト上で提供し、ユーザーニーズに合わせカテゴリをまたいだ商品提案を行い、CVRや顧客単価に貢献するセールスできるAI。

SELF LINK 3つの強み

1、ニーズを確実に捉え、コンバージョン率・客単価向上に貢献
顧客のサイト内行動、AIとの会話で得られる目的やニーズ、他の顧客の商品閲覧、購買行動を総合的に分析し、顧客一人ひとりにマッチした商品を提案することで、購買意欲にしっかりとアプローチし、コンバージョン行動に繋げる。会話の流れと商品提案をうまく構成することでアップセル・クロスセルにつなげ、客単価の向上にも貢献する。

2、パーソナライズされた接客で、LTV向上に貢献
その場限りの接客ではなく、サイトを訪問した顧客の特徴を記憶・蓄積し、次に訪問していただいた時もその特長を活用した接客を行うことができる。継続的に顧客の購買行動をサポートし、魅力的な商品提案やサイト内での商品探しの利便性を高めることで、顧客のサービスへの信頼を獲得。LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上をサポートする。

3、システム開発不要で即時的な導入が可能
導入先となるサイトの改修や、追加のシステム開発は一切不要。必要なのは、スクリプトのタグをサイトに埋め込む作業のみ。本番運用を開始するために必要な導入企業の作業はこれのみとなる。また、リリース後に導入企業の貴重な人的リソースが運用作業に取られてしまうこともない。

※追加の開発により購買履歴、ユーザーIDを連携活用することも可能。

■問い合わせ先
SELF
担当者:山本
メール:info@self.systems
電話:03-6908-8434

■「ふくや」EC
https://www.fukuya.com/

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