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パルコ/金沢百番街「飲食店混雑状況案内サイネージ」導入を支援

2022年03月02日 14:00 / IT・システム

パルコデジタルマーケティングは3月1日、金沢ターミナル開発が運営する金沢駅のショッピングモール「金沢百番街」への「飲食店混雑状況案内サイネージ」導入を支援したと発表した。

<飲食店混雑状況案内サイネージ>
飲食店混雑状況案内サイネージ

「金沢百番街」では、ランチタイムなどの混雑時に利用者が「お店の前まで行ってみないと入れるかどうか分からない」という状況が発生することがあった。また、飲食テナントからは「今なら待たずに入店できる状況を知らせたい」といったニーズもあった。しかし従来は、センサー導入の費用や運用の手間がネックとなっていた。

<システム概要>
システム概要

今回、独自のデジタルサイネージ配信システム「タクトアス」と、簡易センサーを用いた混雑度可視化サービスを連携することで、リアルタイム混雑状況案内のリーズナブルな導入を実現。施設入口をはじめとする4カ所への「飲食店混雑状況案内サイネージ」導入を支援した。商業施設運営者やテナントの負担を最小限に抑えながら、利用者が入れる店を探す手間や店頭での待ち時間を削減し、混雑緩和による感染対策の推進をサポートする。

<表示イメージ>
表示イメージ

サイネージでは、金沢百番街の「あんと」「Rinto」「あんと西」の3エリア28店舗で6パターンの混雑状況を表示する。各店舗に設置したサイコロセンサーの情報をクラウドに収集して加工し、サイネージ配信システムでの設定内容に応じて各ディスプレイで表示する。

簡易センサーを使うことで、初期費用を抑えながら混雑状況の案内ができ、例えばA館とB館の飲食店状況を順番に表示するなど、複数施設での利用もできる。また、飲食店混雑状況以外のコンテンツ(イベント情報など)との併用配信にも対応する。

パルコデジタルマーケティングは今後も、商業施設や小売専門店を中心としたお客のデジタル活用を支援するという。

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