日販/TSUTAYA下北沢でIoT自販機を20~30代向け広告に活用
2022年12月20日 10:30 / IT・システム
日販グループのMPDは12月16日、TSUTAYA BOOKSTORE下北沢(以下:TBS下北沢)に次世代型IoT自動販売機「AIICO」の試験導入を開始した。
TBS下北沢の来店客層は、流行にいち早く反応する30代未満が約80%を占めている。来店リピート率も約40%となり、“好き”に出会える場所として多くの若者に支持されているという。
こうしたTBS下北沢ならではの特長を生かし、MPDはAIBeabonを装備した広告ツールとして「AIICO」を採用した。
12月16日よりJA全農国産果汁グミ「ニッポンエール」を販売。IoTを駆使して、最適な人に、最適な時間に、最適な場所で、最適なメッセージを配信、収集した情報を用いてマーケティングや広告商品の開発につなげるテストマーティングを行う。
「AIICO」は、動画表示が可能なサイネージ、分析・配信可能なAIBeabon機能を装備している。
AIBeabonは、BluetoothとWiFiの検知により、スマートフォンのセンシングによる人流・混雑度・滞在時間計測を可能にする。
MPDは、日販グループでTSUTAYA店舗、書店で取り扱うエンタテイメント商品の商物流事業会社となる。
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