すかいらーく/横浜・本牧にハワイアンの新業態、コト消費に対応
2017年06月14日 20:13 / 店舗レポート
すかいらーくは6月17日、横浜市中区本牧原にハワイアンの新業態「La Ohana(ラ・オハナ)」の1号店「ラ・オハナ横浜本牧店」をオープンする。14日、報道向けの内覧会を開催した。
食事だけでなく、店舗で過ごす楽しい時間や居心地の良い空間を重視する「コト・体験」消費のニーズが高まっていることを受け、「コト・体験」消費を追求したダイニング業態として開発した。
子どもからシニアまで、日本人にとって親しみやすい人気のリゾート地ハワイを身近に体験してもらえるブランドとして、家族との団らんや、友人とのコミュニケーション、一人で過ごすいやしの時間など、シーンに応じた空間を提供する。
メインターゲット層は30代~50代の女性で、シニア層の取り込みも狙っている。平均客単価は1300円程度、上質な空間でリーズナブルな価格のメニューを提供する。
1号店は、4月10日に閉店した旧「グラッチェガーデンズ横浜本牧店」をリニューアルした。
郊外ロードサイド型店舗で、店舗面積は約460㎡、客席数は118席。新業態のオープンにより、旧店舗の1.5倍の売上を目標とする。
欲しいものは全て手に入る時代で、欲しいものがないといわれる中で、単に食事をするだけではなく、食事を楽しみながら、家族や友人と会話を楽しみ豊かな時間を過ごせる業態を目指した。
海外旅行で日本人にとって一番人気のハワイに着目し、あたかもハワイに旅行したかのような気分を味わえる店舗を目指した。
先行して上質な空間を提供する業態としてオープンした「むさしの森珈琲」も既存店をリニューアルして出店し、リニューアル後が、改装前対比で2~4倍の売上実績を残した。
「むさしの森珈琲」は「高原リゾートの珈琲店」がコンセプトであったため、今回、海のリゾートハワイをイメージした業態を開発した。
「ハワイの上質なリゾートホテルのレストラン」をコンセプトに、ハワイの香り・水の音・陽射し・樹々のざわめきを五感で感じられる非日常のくつろげる空間を目指した。
エントランスでは、香りの演出を行い、ピナコラーダの香りを漂わせた。ウェイテングバー風の演出で、はワインダイニングのイメージを強調した。
店内は、ホテルのロビーやダイニングをイメージしたメインホールを中心に、1人でも家族でも、ちょっとしたカフェ利用やパーティー利用もできるように、5つの空間で構成した。
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