ヤオコー/西武百貨店小田原店跡地に最南端店舗を出店
2018年09月11日 17:30 / 店舗レポート
青果は、試食販売を積極的に実施しながら、旬の商品を年間を通じて品ぞろえする。値ごろで買いやすい売場を基本としつつ、グレード感のある商品までを豊富に提案し、選べる楽しさを実現する。
オーガニック野菜や日本で育てた西洋野菜など、通常のスーパーマーケットで取り扱いの少ない商品もコーナー化している。
一方で、成城に出店した八百幸やヤオコー東松山店で導入している青果平台を導入。
一品、大量陳列で鮮度感のある定番野菜を値ごろ感のある価格で訴求することで、集客のきっかけを作る。
鮮魚は、本まぐろをコーナー化し、グレードは高くても、買いやすく美味しいまぐろを平日から提案する。柵、切り落とし、刺身盛り合わせなど、豊富な品ぞろえを提供する。
対面販売コーナーでは、秋の旬の魚であるさんまを訴求。丸魚、頭取り、開き、と加工した商品を用意するほか、対面販売とすることで、丸魚の下ごしらえにも対応する。
旬を打ち出す一環として、鮮魚では生筋子も販売。家庭で、いくら醤油漬けを作る提案で、旬とワンランク上の商品を訴求する。
精肉は、牛ブロック肉を強化したほか、ワンランク上の焼き肉やステーキ用の商品や、イベリコ豚のグリル用など、部位や肉質で選べる専門性のある売場を目指した。
牛肉では、トモサンカク、ランプ、イチボ、シンシンといった希少部位の品ぞろえで、競合店との差別化を図る。
低カロリーであることから、健康志向のお客の注目を集めているラム肉をコーナー展開した。
ラム肉は、生後1年未満の仔羊で、成長した羊(マトン)に比べ、くせがなくやわらかな味わいが特徴となっている。
ワンランク上の商品を知ってもらうため、部門別に各売場で試食コーナーを設置した。積極的に試食を行うことで、普段あまり食べることがない商品にも関心をもってもらう。
青果売場、鮮魚売場、精肉売場の結節点となる第2コーナーには、調味料売場を背後に持つクッキングサポートを設置した。
調理が必要な生鮮食品売場と調味料理場の結節点に、クッキングサポートを設置することで、家庭で作るメニューのヒントを提案する。
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