日本百貨店協会/10月の外国人売上高、過去最高の280億円
2017年11月22日 20:09 / 月次
日本百貨店協会が発表した10月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(93店)での免税総売上高は約280億9000万円(前年同期比87.3%増)となった。
総売上高は約280億9000万円(87.3%増)と過去最高額を記録。11か月連続のプラスで、購買客数も約38万人(56.4%増)と過去最高人数を更新し、2013年2月から数えて57か月連続でプラスとなった。
国慶節休暇(10月1日~8日)が好調だったことや為替が安定していることにより、冬物のコートなどの重衣料が好調に推移し、一人当たりの購買単価が高くなった。
一般物品売上高は約166億円(64.0%増)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)は約114億9000万円(135.4%増)。一人当たり購買単価は約7万4000円(19.7%増)。
外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、婦人服飾雑貨、食品、婦人服。
免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシアの順となった。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。