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流通ニュース

総合スーパー/4月はイオン1.6%減、ヨーカ堂4.2%減、ドンキ2.1%増

月次/2019年05月27日

流通ニュースがまとめた主要総合スーパー13社の月次営業情報によると、4月の既存店売上高は、イオンリテール4.2%減、イトーヨーカ堂4.2%減、イズミ0.6%減、平和堂0.7%減、イズイヤ3.6%減など10社が前年割れとなった。

一方で、ドン・キホーテ2.1%増、サンエー0.3%増、ミスターマックス1.3%増だった。

ドン・キホーテは、国内消費で各部門とも前年を超えたほか、インバウンド消費も、一日たり過去最高の免税売上高を更新した日があるなど、勢いが続いた。

<GMSイメージカット>
GMSイメージカット

■イオンリテール(2019年2月期:売上高2兆1854億円)
既存店1.6%減、全店1.2%減

■イトーヨーカ堂(2019年2月期:売上高1兆2361億円)
既存店商品売上高4.2%減、客数4.6%減、客単価0.5%増
全店総売上計5.4%減、うち商品売上5.5%減、テナント他5.0%減

■ドン・キホーテ(2018年6月期:売上高9415億円)
既存店売上高2.1%増、客数1.3%増、客単価0.9%増、対象店舗数295店(土日休日数増減なし)

全店売上高6.9%増、家電製品7.1%増、日用雑貨品3.3%増、食品12.6%増、時計・ファッション用品4.0%増、スポーツ・レジャー用品2.8%増、その他3.8%増
総店舗数322店

4月上旬は曇りや少雨の日が多くなり、気温が低く推移した。中旬は⼀時的に気温が上昇したが、下旬になると寒気が流れ込んだことから再び気温が下がり、季節外れの寒さとなった。

国内消費は、価格や品そろえにより生活必需品の支持率が高まった。中旬ころまでは、花見需要に対応して菓子類や酒類とレジャー用品が好調となった。インバウンド消費は、一日たり過去最高の免税売上高を更新した日があるなど、勢いが続いた。

家電製品は、ガスコンロや炊飯器などの調理機器とヘッドフォンが伸長した。POSAカードや音楽映像ソフトが貢献した。日曜雑貨品は、ヘアカラーなどのヘアケア用品や洗剤を含む日曜消耗品がけん引した。ビタミン剤などの医薬品は高いインバウンドニーズを反映して人気商品となった。

食品は、チョコレートやスナックなどの菓子類が好調となった。花見ニーズが酒類やアウトパック惣菜の売上を押し上げた。時計・ファッション用品は、電子タバコや周辺パーツが伸長した。スポーツ衣料や雨具が堅調に実績を積み上げた。

スポーツ・レジャー用品は、カー用品は苦戦した一方で、レジャーシートなどのアウトドア用品が2ケタ増となった。

新規出店はなく、グループ会社のライラックが、1日に「驚安堂幸手店(埼玉県幸手市)」をオープンした。

海外事業におけるグループ会社PPRM(Pan Pacific Retail Management)は、1日に「Don Don Donki sweet potato factoryチャンギ国際空港ターミナル3店(シンガポール)」を、8日に「Don Don Donki Square2店(シンガポール)」をそれぞれオープンした。

■イズミ(2019年2月期:売上高7321億円)
既存店売上高0.6%減、全店売上高3.3%増

■ユニー(2019年2月期:売上高6058億円)
既存店(173店)売上高1.6%減、客数2.0%減、客単価0.5%増
衣料品5.9%減、住居関連品3.8%減、食品0.1%減
全店(178店)売上高5.3%減

4月度は前年と比較して気温が低く推移したことから「衣料品」「住居関連品」で季節商品が苦戦する一方、「食品」は生鮮食品を中心に堅調に推移した。

衣料品は、女性用のアウターや肌着、学生衣料などが伸長した。住居関連品は、家電、収納グッズやタオルなどのリビング用品が売上をけん引した。食品は、牛肉のほか、精肉や鮮魚、果物などの生鮮食品が好調になり、和菓子などの加工食品も売上増に貢献した。

なお、UDリテールは、2019年2月28日付で、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)がユニーが保有するUDR株式を取得し、PPIHの100%子会社になった。店舗数は13店。

■平和堂(2019年2月期:売上高4376億円)
既存店売上高0.7%減、全店売上高0.3%増

■イズミヤ(2018年3月期:売上高2328億円)
既存店3.6%減、全店5.4%減

■イオン九州(2019年2月期:売上高2243億円)
会社計既存店0.8%減、全店4.2%減
GMS・SuC既存店1.1%減、全店2.8%減
HC既存店8.6%減、全店5.0%減
その他既存店2.8%増、全店5.5%増

■サンエー(2019年2月期:売上高1898億円)
既存店0.3%増、総合店1.8%増

■イオン北海道(2019年2月期:売上高1857億円)
企業計既存店0.3%減、全店0.2%減
衣料既存店3.9%減、全店3.9%減
食品既存店1.6%増、全店1.8%増
住居余暇既存店1.8%減、全店1.7%減

■ミスターマックス(2019年2月期:売上高1185億円)
既存店売上高1.3%増、客数0.9%減
全店売上高1.6%増、客数0.8%減

4月は前年と比べて気温が上がらず、夏物衣料や日焼け止めなどの売上が伸び悩んだものの、菓子や加工食品などが好調な食品部門や、冷蔵庫や洗濯機などが好調な家電部門が売上を伸ばした。

ゴールデンウィークの長期連休を前に、キャンプレジャー用品やゲーム機、スーツケースなどの売上も好調だった。

■オリンピック(2019年2月期:売上高1029億円)
既存店売上高・フード事業3.9%減の36億4500万円、ハイパー事業11.7%減の33億200万円
全店売上高・フード事業5.0%減の36億4500万円、ハイパー事業11.2%減の33億9900万円

既存店客数・フード事業5.9%減の229万9000人、ハイパー事業13.0%減の143万7000人
全店客数・フード事業8.5%減の229万9000人、ハイパー事業12.4%減の146万3000人

既存店客単価・フード事業2.1%増の1586円、ハイパー事業1.4%増の2299円
全店客単価・フード事業3.9%増の1586円、ハイパー事業1.4%増の2324円

■PLANT(2018年9月期:売上高888億円)
既存店売上高2.3%減、客数2.6%減、客単価0.3%減
全店売上高7.8%増、客数6.8%増、客単価0.9%減

昨年に比べ気温が低かったことから、春夏衣料や園芸用品等の季節商品が軟調であった一方、暖房用の灯油、日用品の特に入浴剤では伸びが顕著だった。

4月度から「全店」には3月27日オープンの木津川店を含んでいる。

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